「原因と結果」の経済学―――データから真実を見抜く思考法 読了

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大当り画面と英語の法則

特賞発生時の液晶画面は日本語か平易な英語にすべし。FEVER・HAPPY・LUCKY・BONUSなど、カタカナでも意味の浸透している英語ならば問題ないが、CONGRATULATION・MARVELOUS・AMAZINGなどの日常使用しない英語、字面を見かけない英語で表示する場合、その機械は稼働しない

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・・・と、実はこれ、新台レポートのチェックリストを作るきっかけになった法則です。今から11年前のお話。○○だから稼働する、△△だから稼働しないという話はいつの世にもありまして。当時は「和物は稼働する」といわれてました。懐かしい。

この手の法則を沢山集めて稼働予想に利用したのが新台レポートであり、初代慶次や初代牙狼、初代パトラッシュを的中させたことで一気に会員数を伸ばしました。

致命的な欠点

この予想方式は致命的な欠点を持ち合わせておりまして。「じゃあ、CONGRATULATIONを使わなきゃ稼働するの?」「和物なら絶対稼働するの?」という話になってしまう。

結果から原因を探ることはできても、原因から結果を導けないんです。だから、法則を発見したら最後当らなくなることもしばしば。

直前に3000m以上のレースで3着以内に入った牝馬は、次のレースで風速8m以上だった場合は必ず連対する! みたいな。

それなんて井崎脩五郎?

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因果関係と相関関係

このグラフ、パッと見た時、何らかの因果関係にあると思いませんか?

これは何かといいますと、ドイツにおけるコウノトリの観測数と出生率の関係。見事に連動してる(ようにみえる)。でもこのグラフを持って「コウノトリが増えると出生率は上がる!」とはならんでしょ。それたまたまちゃうんかと。

この「たまたまちゃうんか」を相関関係といいます

逆に、暑い日が続くとクーラーが売れる、長雨が続くと野菜の生育は悪くなる、といった具合の「確実に連動するもの」を因果関係といいます

疑似科学やインチキ商法、嘘まみれの報道を見ると、この相関関係と因果関係の(半ば意図的な)取り違えを多く見かけるんですね。最近だと「安倍政権のピンチ時に、北朝鮮はミサイルを発射する」みたいなやつ。

大当り時に英語うんぬんというのも相関関係ですね。

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相関関係か因果関係かを見抜くには

本書によると、因果関係は3つの法則を持つと指摘します。

  1. まったくの偶然ではないか
  2. 結果に影響をもたらす別の要因は存在しないか
  3. 要素を逆にした時、関係は絶対に成立しないと言い切れるか

 

特に3番は使い勝手抜群です。

試してみましょう。

クーラーの話(因果関係)

A・暑い日が続くとクーラーが売れる

A’・クーラーが売れると暑い日が続く

百パーありえんwww 関係は絶対に成立しないから因果関係の可能性がある。

大当り時の英語表記(相関関係)

B・コウノトリを多く観測する年は出生率も高い

B’・出生率の高い年はコウノトリを多く観測する

あれ、ちょっとあるかも、じゃね? だからこれは因果関係ではないと言える。

大当り時の英語表記の場合、「稼働しなかった台は、CONGRATULATIONと表示していた」→「CONGRATULATIONと表示すると、稼働しない」という形ですね。要素を入れ替えても成立しそうに感じる。つまり因果関係じゃないんだな。

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因果関係の証明は大変

相関関係じゃダメで因果関係はOK。じゃあ、因果関係を証明すりゃいいじゃんって話なんだけど、これには地道な検証の積み重ねを必要とするため、何年もの月日と数億円もの費用を要したりする。

そんなん無理だから、持ちうるデータで因果関係に近い、確からしさを実現するにはどうしたらいいか、という話になる。

この本は、そういうお話。

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  • 管理人・吉田圭志(PN.ボンペイ吉田)
    いいパチンコ有限責任事業組合代表。

    90%が5年で潰れるといわれるパチンコ業界の個人事業において、新台レポートのみの単品商売を10年続け、2016年に黒字のまま無事卒業。

    元ヒキコモリ&ニートでありながら、最も古い個人日記・ブログを運営しつつ、都道府県遊協におけるセミナーで「日本一講師として呼ばれた男」に輝いた(2012年、2013年)

    趣味はパチンコ。ブログ。株式投資。ゴルフ練習。野球観戦。ロングドライブ。




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