プラネテスを全巻読んだ

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ごめん、むずい

まず大前提として、この作品は私には難解すぎた。筆者の伝えたかったものは何なのか理解できていない。おそらく4巻最終ページとその前の両見開きなのだろうけど、そのアイロニーだけでは読み込み不足にも感じる。

ゆえに感想としては弱いと思うんだ。ごめん。

一つだけ言えるとしたら、これほどパチンコに不向きな版権はないな。

あと、今から20年近く前に「デブリ」をテーマにこれだけの作品を描いた作者に驚いた。私がデブリの危険性を知ったのは、2013年の映画「ゼロ・グラビティ」の予告編を見た時だ。

ガンダムやら銀英伝やら、宇宙を舞台にした作品は多いけれど、人類が宇宙へ生存圏を拡大させた一歩目二歩目あたりを描いているのは新鮮。宇宙の近さや、50年後に想定されるテクノロジーといった部分で、SFなのに現実感を肌で感じ取れた。

プラネテスの概要と面白さ

時代は2070年頃。デブリ(宇宙ゴミ)の回収業を行う人達の物語。デブリは秒速3キロ(時速10,800km・マッハ9)で地球の周りを回っており、放置すると衛星や宇宙旅客機へ直撃し、死者が出る。

メイン主人公であるハチマキは、デブリ回収で金を稼ぎ宇宙船を買うという極めて単純な欲望と、欲望の正しさを疑うことのない率直さを持っていた。しかし、単純さと率直さでは突破できない問題にぶち当たり、悩み、答えを探そうとする。

何度か答えらしきものを見つけて突破するものの、宇宙という巨大なフロンティア(闇)を前にして頓挫。

最終的には彼の周りにいる快活で誠意ある人間達と接することで心理(愛)を見出し、成長する。

プラネテスの面白い点は、人間としての葛藤を主人公だけに課しているのではなく、複層的になっているところ。泰山の如く輝き、心理を掴んでいると思われた周囲の人間達も、人間であることの重みと意味を問うて葛藤していた。

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プラネテスでは何が描かれていたのか

描かれていたのは魂の在り方、生の発露であったと思う。

人は誰しも生きる中でゴールを設定する。つまりは目的。

ただ、初期の情熱だけで行ける地点には限りがあって、自身の失敗だけでなく、他人の失敗をも見て、壁に当る。このままでは到達できない。何かが間違っていると。

目的が生まれた瞬間から、問いも始まるんだね

そこで逃げず、自分の心奥を見つめる。すると何らかの答えに当る。「つまり○○は△△なのだ」というイコールを発見することで、心のバランスを取る。暗闇に訪れた一筋の光を頼りに、人は再び歩き出す。

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一人で得た答えでは、意味まで掘り下げられない

青天の霹靂のように訪れた光は、これまた長く持たない。なぜなら自分の中でのみ完結しているだけだから。

こうなってくると、どれだけ考えても先へ進めない。既に心の壁は突破しているため、新しい答えは出てこない。もはや自分はここまでなのだと納得する。これを妥協という人も多いだろう。

しかし、人は必ず自分以外の誰かと接点を持ってきた。振り返った時、妻がいて、子供がいて、上司が、同僚が、部下がいて、憎い取引先もいて。その全てを受け入れたとき、己の小さい宇宙を自覚し、世界は拡大する。(おそらくこれはビッグバンであろう)

プラネテスは広大な宇宙をテーマにしつつ、自身の内奥に解を求める人間の小ささ、悲しさを描いている。万物の心理を敷衍した快作だと思った。

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魂のSTEP

主人公のハチマキにしろ、船長のフィーにしろ、ヒロインのタナベにしろ、彼らの親たちにしろ、みんな同じような経験をしている。その経験は魂の求め・3ステップとして要約できるのではないか。

1.目的を求める

2.答えを求める

3.意味を求める

目的(Goal)が生まれると問い(Question)も生まれ
答え(Equal)を見つけると心は一時的に平静(Balance)となり
さらなる意味(Mean)を求めることで
世界は拡大する(Extend)

頭文字を取ると、

魂・SoulGoal・Equal・Mean でソウルジェム
Quesution・Balance・Extend でキュウべぇ

 

わけがわからないよ。

到達する答えが「」である点からも、プラネテスはまどか☆マギカとの相似性を認められる。ほむらはTV版と劇場版で見事に魂の3STEPを実現してみせたしね。

そう考えると、ロックスミスはキュウべぇか。

 

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    元ヒキコモリ&ニートでありながら、最も古い個人日記・ブログを運営しつつ、都道府県遊協におけるセミナーで「日本一講師として呼ばれた男」に輝いた(2012年、2013年)

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