ビジネス会計検定試験3級・4 財務諸表の体系

2019-09-25 18:18ビジネス会計検定3級

財務諸表の体系とは

これまで書いてきたように、財務諸表とは企業の状況をすべく丸写しした計算書、いわゆる決算書のことでディスクロージャーの根本です。有名なものは貸借対照表、損益計算書、キャッシュフロー計算書など。

ステークホルダーに対する財務諸表の公開は、会社法と金融商品取引法の二つで定められています。会社法は債権者や既存株主のため。金融商品取引法は投資家のため。二つの体系で情報開示を義務付けています。

 

それってどういうこと?

会社法の体系→金を出している人に対して、その金の運用結果を報告する

金商法の体系→これから金を出そうという人に対して、株の売買を円滑に進めるための情報開示

 

どうして必要なの?

繰り返しになるけれど、企業の内部は外部から調べられないんだよね。だから法律で「自分からきちんと公開せい」と命じている。で、嘘を付かれた場合も外部から調べられないから、法律で罰則を定め、会計士による「内部入り込みチェック」を制度化している。

 

ムダ知識

貸借対照表→決算日当日に持ってる資産や負債を記した計算書
損益計算書→一年でどれくらい売り上げたか儲けたかを記した計算書
キャッシュフロー計算書→「現金」にテーマを絞って増減を記した計算書

 

まとめ

ビジネス会計検定試験は金融商品取引法の体系を学ぶそうです。つまり、どの会社の株が値上がりするか皮算用しながら投資先を探すワイらのような人間に向けた検定らしい。これでワイも億り人。

 

2019-09-25 18:18ビジネス会計検定3級

Posted by epachinko