ガンの在宅医療 ポイントは「要介護認定」なのだが印西市は・・・
妖怪語認定?
妖怪ウォッチって子供達の覇権を取るかと思いきや、一瞬で消えていったな。
妖怪語ではなく要介護。病院から連絡をいただき、退院後の介護について簡単な説明を受けました。詳細な話は母を交えて行うのだけど、なんせ今はコロナ対策によりなかなか見舞いできない。これほんと不便で、本人の意思を確認しにくいんだよね。
フォルフィリノックスによる副作用は実に2週間近くも続いています。12日にしてようやっとご飯を半膳食べられたくらいで、それも毎日5回も10回も嘔吐するようで、脱水防止の輸液投与を行い続けているそうです。1週おきの投与で2週間の副作用となれば、単純にこのまま衰弱死してしまいます。
で、抗がん剤を元に戻すのですが、当然、退治できないガンは広がっていく。これからの自宅介護は「残りをどう生きるか」という形になるのでしょう。
印西市は要介護認定を出し渋る?
とある緩和ケアの方から説明を受け初めて知ったのですが、誰でも介護保険の適用を受けられるわけじゃないのですね。すい臓がんステージ4の母は間違いなく介護保険適用となるかと思いきや、印西市は要介護認定や要支援認定に厳しいらしく、「頑張ればできます」などと前向きな姿勢を見せたら最後、担当者の性格次第で「あなたは要介護ではありませんね」と蹴られてしまうそうだ。
住みよさランキング○年連続一位!なんて言われるけど、住んでみて分かることってあるよな。印西市は介護認定を受けにくいという話は母の友人、花粉症の薬をもらう街医者からも似た話を聞いていたので、ああ、やっぱりそうなのかという印象です。「肩を貸せばトイレに行けるんでしょ?なら要支援認定は不要ですね」的な事を言われた人もいたそうだ。
なので、訪問診療や訪問介護を受けたいと思ったら「頑張ればできる」というのは禁句だと言われた。なんだよそれ、頑張っちゃイカンのか。住民の間でそんな噂が立ってるとは夢にも思わんのだろうな。うちの場合は男手があるため、要介護はもとより要支援すらも厳しいのではないかと言われました。
認定を受けやすくなる準備!?
いずれにせよ、退院前に審査の申し込みをしておかねばならないようです。認定調査員の数は限られてるし、上述のように性格の悪い人もいるので、医者と相談の上で準備をしておかねばならないみたい。
母は70歳以上なので介護保険適用なら1割負担、通常の医療保険(国民健康保険)なら2割負担です。適用となるサービスはそれぞれ異なるので、介護保険非適用となった場合の金銭的な負担は大きくなるとのこと。特に、介護用ベッドや点滴に関係する機材は高いため、審査は慎重に受けた方が良いとアドバイスをいただきました。
本当に印西市が要介護認定を出し渋るのかどうかは分かりませんけど、しっかり準備をしておこうと思います。もしも攻略法を発見したら、発信したいと思います。