管官房長官「警察庁がパチンコ業界に感染防止措置を要請」

パチンコパチスロ, 政治, 社会・コロナ

昼の記者会見にて

「警察庁が業界に対して、従業員に感染拡大しないような職場の整備についての特段の配慮、遊技機のハンドルなど、不特定多数の人が触れる場所を消毒するなど感染防止措置を要請している」

「パチンコ業界も自主的な取り組みとして、集客を目的とした広告宣伝の自粛を各パチンコ店に求めたほか、感染拡大を受けて、休業日を設けた店舗もあると聞いている。引き続き、警察庁が政府の基本方針を踏まえ、パチンコ業界で適切な対応が取られるよう指導する」

言ってることは既に業界内で周知されている話なんだけど、「官房長官のコメント」であるため各社の報道ベースに乗るでしょう。

コロナ対策に関する政府基本方針の決定は2月25日の夜。警察庁からの要請は2月27日ですから決して遅いわけじゃありません。なんで今ごろ官房長官の口から語られたのか。最近になって「パチンコは!パチンコは!」という声が強まっていますから、どこかのマスコミが質問したのかもしれませんね。

ファクトに基づいた世論を形成する

全日遊連は「行政からの要請だけでなく既に自主的な対策も進めている。また、パチンコホールは一般的な施設より強力な換気装置を持っているため、今後も換気の強化に務める」といった内容を発表してほしい。

我々も「なんでパチンコばかり攻撃されるんだ」といった被害者意識を発露しないようにしたいですね。パチンコを打たない人達は、ホールで感染したわけでもないのに、被害者意識を持って攻撃してきます。被害者意識vs被害者意識は際限なき泥沼になりますし、全ての主張が言い訳だと捉えられてしまうので、十分注意したいところです。

パチンコファンは1,000万人。非ファンは1億人。数じゃ勝てません。だからこそ公式のアナウンスを通じた世論形成こそが重要ではないでしょうか。感情に基づいた批判的な世論ほど怖いものはありませんから。