なぜ早く東京を封鎖しないんだ！　安倍総理や小池都知事がロックダウンをためらう理由

真面目な話

東京+神奈川+千葉+埼玉＝世界8位相当のGDP

さすがに「日本は大丈夫大丈夫w」と笑ってる人は急速に減ってきたように感じます。そしておそらく大丈夫じゃない。個人的には東京封鎖のもう一歩先、東京都市圏(1都3県)封鎖を想定しています。人口3,000万人超、GDP160兆円を誇り、韓国やロシア、インドやカナダさえも上回る「国」が止まるのではないか？と。

もちろんそうならないことを願っていますけど、願って叶うならイタリアやスペインは神に見放されたのかという話になる。日本だけは特別と考えず、今テレビの画面に映されている諸外国の惨状が我々にも降りかかると考えた方が、いざというとき冷静になれるでしょう。

画像引用→【AFP】

国を止める政治判断は容易じゃない。大ベテランの安倍晋三でよかったと思いますが、一歩間違えれば人殺し・国殺しの扱いをされますから、総理大臣としては難しい舵取りを迫られているのでしょうね。それこそ戦時中の指導者達と同じ心境かもしれません。

経済的な理由だけではない

東京だけで人口は1,000万人超。日本を代表する企業の本社が集中し、世界一の乗降客数を誇る新宿駅を筆頭に、GDP3位の経済大国を動かす「心臓」です。ここを止めたら日本が止まってしまうという危惧はまさにその通りなのだけれど、安倍総理や小池都知事が躊躇しているのは、おそらくそこだけじゃない。

東京に住む人の実に45%、半数近くは地方出身者です。ずっと東京に住んでるけど嫁の実家は九州、自分の実家は東北、盆暮れ正月には帰省しますなんて人を含めれば半数を超えるでしょう。

東京封鎖となった場合、地方出身者は一斉に東京を離れる。東京を離れ、ウイルスを地方に拡散させる。日本中で同時多発的にクラスタが発生し、感染爆発、医療崩壊、多数の死者となる。総理や都知事が恐れているのは死者の爆発的な増加であり、これをやったのがイタリアです。3月上旬、ミラノを封鎖する際に大勢の人々が地方へと帰っていきました。

↑感染爆発により狂っていく日常を感じ取れる貴重なブログです。特に3月8日からは必読。

都市を封鎖することで、自覚症状のない感染者を日本中隅々に拡散させる可能性があるのですね。

じゃあどうすればいいんだ！

だから今、東京封鎖にならぬよう、不要不急の外出を控えろということなのでしょう。「何が不要で何が不急なのか分からん！」などと騒ぐ人もいますけど、「要」以外は全部不要だよ。

言葉遊びでも何でもなく、政治家も医療関係者もそれしか言えない。だって効果的な治療方法がないのだから。お願いだから東京へ来ないでと、そう言うしかない。このままだと日本もイタリアのようになってしまう、頼むから「3密」は避けてくださいと、山よりプライドの高そうな都知事が庶民へお願いするわけです。

画像引用→【Yahoo】

緊急事態宣言ともなれば買い溜めや買い占めも予想されます。非常時に備え農林水産省では「少し多めの買い置き」を推奨していますので、これを参考にしましょう。自然災害ではないためカセットコンロや水は平気でしょうけど、アレルギーを持つ人や乳幼児の食料については少し多めに備蓄して置いた方がよさそうです。

一般的な家庭では、米、調味料、レトルト食品等でしょうか。日持ちする野菜や梅干しなども。

画像引用→【農林水産省(PDF)】

必要以上に買うのではなく、スーパーの棚を見ながら少し多めの備蓄を心がけたいところですね。

ただこれを書いていて思ったのですが、もしも今、大規模な地震が起きたらどうなるんだろう･･････。ウイルスの収束が遅くなればなるほど複数災害の可能性も高まるわけで、避難所がクラスタになるなんて想像もしたくないなぁ･･････。

=追記=

政府はアメリカからの入国を全面的に拒否するようです。

真面目な話

Posted by epachinko