ヒゲの隊長こと佐藤正久議員に物申してみた パチンコホールの休業は必要か?
フリーランスだからこそできることもあるやろ的な
また1円の得にもならないこと、それどころかむしろ業界の偉い人達から睨まれそうなことをやってしまった。
ヒゲの隊長でお馴染み、元自衛官の佐藤正久議員がこんなツイートをしていたのです。
秋葉原ってこれ、アイランドだろ。
あの行列を基準にされたらかなわんぞ・・・・・・。
百田尚樹も大好きな保守派の政治家ですし、国民からの人気は絶大。いずれは大臣となるでしょう。そもそもパチンコ廃絶を願ってる可能性もあるのですが、自民党の判断を動かす力もある人なので、反論を送ってみました。
だって、コメント欄はもうアンチパチンコの巣窟なんだもの。企業に所属している人は与党議員へ絡むことは難しいでしょうから、フリーランスという無職さを武器に書きました。
佐藤正久議員への提言
また、1時間に5回から10回の換気を行っており、ナイトクラブやスナックほど「密閉」ではありません。
— 吉田圭志(BonPay吉田) (@epachinko) April 1, 2020
そしてご指摘の通り機械と相対しますから「密接」とも言い難い。
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さらに多くのパチンコホールでは、スタッフがこまめにハンドルやボタンを消毒しており、お客様にも手指消毒を呼びかけています。
— 吉田圭志(BonPay吉田) (@epachinko) April 1, 2020
もちろん「だから安全」と主張するつもりは毛頭もありません。ただ、古いイメージを元に「だからダメ」とするのは、いささか非科学的かと思うのですね。
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こちらが昔のパチンコホールにおける、新装開店時の画像です。
— 吉田圭志(BonPay吉田) (@epachinko) April 1, 2020
おそらく、パチンコを打たない方々のイメージはこんな感じではないでしょうか。
業界人としては忸怩たる思いですが、悲しいかなこのようなホールはもはや無いと言って過言ではありません。 pic.twitter.com/5BFN2LIl9o
パチンコホールはここまで一人も感染者を出さず、政府の対策の根幹である「クラスター」も発生させていません。これは揺るがぬファクトです。
— 吉田圭志(BonPay吉田) (@epachinko) April 1, 2020
だからこれからも営業させろと言っているのではなく、自粛を呼びかける以上、ファクトに沿ったものでお願いしたいのです。
ホール事業者の多くは、短縮営業や休業を覚悟しています。しかし、イメージだけで自粛させられては、雇用している20万人のスタッフに説明が付きません。
— 吉田圭志(BonPay吉田) (@epachinko) April 1, 2020
ぜひ、業界側の意見を聞いてほしいなと思いました。
FF外からの連続ツイート、失礼致しました。先生のご活躍を祈念致します。
感情を含めず、事実のみを淡々と書きました。今は深夜3時ですから反応はありませんけど、おそらく保守派アカウントから罵倒されるはずです。ただ、それら罵倒に反応する気は一切ありません。今回の目的は佐藤議員へ言葉を届けることであり、レスバトルをやることではありませんから。
もしも上記書き込みに賛同いただけるようでしたら、いいね(ハートマーク)を押してください。
ごめん。私にできるのはこんなことしかない。
もはやこれ以上の抵抗は無理
池田信夫のデマ含みのコラムや、尾藤克之の三流陰謀コラムならば、私でも反論することが可能です。両者からは何の反応もありませんけど、Google Discoverに乗ったし、読みはしたでしょ。私があまりにも小物だから取り合わないだけです。
しかし、テレビで関口宏がパチンコ自粛を口にし、与党の有力議員までもが部会で提言するに到ったら、ホールさん、これ、もう無理だ。佐藤議員へ説明したところで、大勢は変らないよ。
ネトウヨが言うように、また、尾藤克之の三流陰謀コラム通り、40人もの政治家と癒着しているのであれば自粛も休業も避けられるんでしょうけど、悲しいかな我々は族議員を生む事に失敗しました(尾立源幸の落選)。
おそらく多くのオーナーさんは覚悟して準備を進めているでしょう。もはや短縮営業で誤魔化せる段階を過ぎました。もちろん要請があるまでは「平日は短縮営業・土日は休業」という対応でいけると思いますが、完全な平常営業を続けると、アンチパチンコ勢だけでなく、既に自粛させられている他業種の人達からも叩かれます。 数万人、数十万人がパチンコバッシングの土台を作る事態になってしまう。
感染者を出してないのに出した業種とセットで自粛だなんておかしい!という意見もあるでしょう。でもそのセリフを誰が聞いてくれますか。一人で正論を叫んだって、聞いてくれる人がいないと空に消えてしまいます。強烈な同調圧力は日本人のメンタリティそのものだし、震災や災害に強い国民性の根幹でもあります。何をどう主張したって、パチンコは不要不急の娯楽であることは間違いありませんし、たまたま感染者が出ていないだけかもしれない。
Twitterで沸騰すればマスコミには「ゴーサイン」と移り、ワイドショーで大々的に取り上げるでしょう。全日遊連の幹部だけでなく、手っ取り早くパチンコホールへ取材に向かうはずです。取材を断ったところで、店から出てくる遊技客へインタビューを敢行し、店舗の外観はモザイク無しで放映される。
いまだにライターイベントをやってるホールにマスコミを案内したいところですけどね。
いつまで続くか分からない休業期間
仮に休業となった場合も国からの補償は無いとみていい。既に自粛要請を受けている夜の飲食業も補償されませんし、パチンコホールの営業補償となったら金額は飲食店の比じゃない。「その金は北朝鮮へ送られるのに何を考えてるんだ!」と、またいつものアレが始まること間違いなしです。
休業は1ヶ月か、3ヶ月か。コロナはそれで収束するのか。社員やアルバイトの解雇を含めて複数のシナリオを作らねばなりません。
さらに、P機への入替スケジュールについて警察は譲歩しないでしょうし、部品供給不足でメーカーは機械を大量に用意できません。自粛明けにそのまま閉店するホールも続出すると思われます。国は我々の味方をしませんし、大多数の国民も同様です。
ここから先は経営幹部や税理士、会計士との相談となります。雇用調整助成金を使って凌げればいいのですが、さすがに個別かつ専門的な事情が多すぎて、一律に「こうすべきだ」と言い難い。コロナウイルスがすぐに収束すればいいのですけど、おそらく風向きは変りませんので、丁寧な対応をお願いします。
パチンコ業界の皆さんへ
私はこれからもずっとここにいますので、気持ちがどうにも行き詰まった時は、バカな記事を見て力を抜いてもらえたらと思います。
パチンコ業界は今回、一人も感染者を出さなかった。世間は認めないかもしれませんが、私たちは新型コロナウイルスに勝ったんです。いや、過去形じゃないな。今この瞬間も勝ち続けているんです。休業となった後も、この事実は揺らぎません。誇っていい。我々は未知のウイルスと戦い、お客様を守ったんだ。
勝利者は全てのホール関係者、特に、遊技台の消毒に勤めてくれたスタッフ達です。
私は決して忘れない。「パチンコホールは感染者を出さなかった」という事実を、力強く主張し続けたいと思います。
・・・・・・って、書いたその日に感染者が出るとかやめてくれよ(汗)