第一プラザとスロパチステーションの記事について

パチンコホール

第一プラザからのリリース

総理大臣や都知事が土日の外出自粛を呼びかける中、スロパチステーションは取材の事前告知を行っています。この4月5日(日)、首都圏で唯一の取材告知店舗であった第一プラザ西浦和店についてブログ記事を書きました。第一プラザは以前から告知の自粛を宣言しており、スロパチステーションは同社に無断で事前告知を行ったのではないかという指摘です。

これについて第一プラザ側からリリースが出されました。

こういった謝罪リリースは画像で誤魔化す企業が多い中(テキストだとネット上に残りやすくコピペされやすい)、第一プラザは真摯に対応したように思います。

逆にスロパチステーションのWEBサイトでは記事を削除したことを一切触れておらず、同社の体質が窺い知れます。

なぜあのようなブログ記事を書いたのか

私も業界歴は長いですから、各ホールに経営があり、営業があり、やむにやまれぬものもあると理解しています。ですから「他業種に合わせて短縮営業。緊急事態宣言が出たら休業するしかない」というスタンスを取り続けています。短縮営業といっても、競合店が平常営業ならば仕方ないよねという、ユルユルのスタンスです。

ただ、イベント開催となると話は違ってくる。内閣総理大臣や官房長官、都知事や県知事が「イベントの自粛」を呼びかけている以上、意図的に行列を作るのは問題外でしょう。なのにスロパチステーションは事前告知を行うことで、第一プラザ西浦和店に行列ができる可能性を増やしてしまった。

スロパチステーションのWEBサイトには行列時のコロナウイルス対策をしている旨は書かれておらず、逆に第一プラザのWEBサイトには広告宣伝自粛が謳われていた。そして何より「首都圏で1軒だけの事前告知」という悪目立ちゆえ、これはもうブログで取り上げようと思い至り、かの記事となったのです。

第一プラザの対応を受けて

社会派を気取ったわけでも、どこかから依頼されたわけでもありません。記事を書いたって1円にもならないですし、第一プラザ、スロパチステーション、その両方から嫌われること間違いないでしょう。

そんな中、第一プラザは感情を押し殺して真摯な対応を取った。文章の端々から、うちのブログに対しての配慮も感じます。自分も文章で生きる人間なので伝わるものがありました。あの謝罪文を書いた人は思い悩んだはずです。

第一プラザの反応を受け、先日のブログ記事を非公開としました。今後、「あの記事を見せてくれ」という要望に対しては全てお断り致します。

イベントと今後

スロパチステーションの南関東ページを見ると、来週以降も土日に取材を行うようですね。事前告知は行列を招き、行列はコロナウイルス感染リスクを増やし、その行為は自粛を呼びかける総理大臣や県知事の意向を無視するものです。

そもそも行列により感染拡大、クラスターの発生となった場合、最悪、人が死にます。同社にも取材の自由はありますが、不特定多数の命を危険に晒してよいものではないでしょう。ましてやホールにとってその命は、大切なお客様の命なのですから。

もしもホールがスロパチステーションによる事前告知を知らないと大変なことになりますので、今回のように、ブログを通じて伝えていくこともあるかもしれません。

最後に

ネットで調べて書くだけでは失礼に当るので、実際に第一プラザ西浦和店へ訪問しました。スロパチステーションを匂わせる告知物は一切なく、空気は綺麗で、入口付近ではアルコールによる手指の殺菌を呼びかけていました。分煙ボードを完備し、スタッフもマスクを着用。非常に意識の高いホールだなと感じました。あとマスコットキャラが可愛い。

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Posted by epachinko