毎日新聞さん「殺菌効果は半永久!新型コロナウイルスの不活性を早める銅繊維シート開発!」
ウイルスと菌は別物なんですが
まずは記事をお読みください。
頭痛が痛い。
菌とウイルスは違うんですけど・・・・・・。
「銅繊維は大腸菌に大して1,000倍の抗菌効果」←これはファクトなのかもしれない。ただそれをもって記事タイトルに「新型コロナ」と添えるのは明らかに誤解を招く。なぜ大腸菌を殺したからといってコロナウイルスも止められるという話になるんだ。
記事を読んでも検索しても、銅繊維により新型コロナウイルスが不活化したという話はありません。そもそもマスクすら擦り抜けていくウイルスを銅繊維にどうやって付着させるのか。
天下の毎日新聞ともあろうものが、効果を確認できぬものまで効果があるよう誤解させるとは何事か。
大学教授名を使い信憑性を上げようとする姑息さ
記事には群馬大学教授の板橋英之という名前が出てくるので検索したところ、渡良瀬川の水質やカドミウム汚染の論文を確認できた。重金属による環境汚染の専門家であり、ウイルス感染症について研究した形跡は見られません。世界中で死者の出ている状況下において、毎日新聞はなぜ専門家以外の言説を垂れ流すのでしょう。
実際、「政府は予算を付けろ!」と踊らされる人も出てきています。
このツイ主は反自民、反原発らしい。確かに疑似科学は反原発、反ワクチン界隈と親和性が高そうだ。
疑似科学やマスコミ報道に踊らされぬ方法
現在、厚生労働省クラスター対策班が独自に情報を発信しています。伝聞情報のみのジャーナリストや、真偽不明な自称専門家、町医者の意見ではなく、日本を守る最前線でリアルに戦っている本物の専門家達によるツイッター発信です。
また、死者数や感染者数については河野の防衛大臣が発信してくれている。
手洗いの動画や布マスクの作り方は経済産業省がYouTubeにアップしている。
朝から晩まで報道各社はコロナ関連の情報を伝えていますけど、そのほとんどは「我々にはどうしようもないこと」をセンセーショナルに伝えるだけであり、不安と不満の増幅装置と化している。挙げ句の果てに、コロナウイルスへの効果を確認していない物まで効果があるかのように伝える始末。
不満や不安に襲われた時は、テレビ報道を信じるのではなく、マジもんの専門家や大臣による情報こそ信じましょう。
コロナウイルスに関して、マスコミは何の役にも立ってないと痛感します。今日もエクモ(人工肺)で治る! といった報道をしていたら、現場で格闘する医師にたしなめられていましたしね。エクモは20人くらいの医療スタッフを使用してしまう。1人の命を救うため、人工呼吸器一つで治るはずの19人を殺すことになる。特効薬は無いんだ、エクモはパンデミックに不向きな装置であると、済生会宇都宮病院の救急医療センター医師が半ギレで語っていましたよ。
国民による活動自粛と共に、マスコミの活動自粛も必要なんじゃないでしょうか。