政府「休業に従わないパチンコホールは名前を公表する」の意味するところ 営業すべきか倒産すべきか
西村再生相、パチンコを名指し
https://news.livedoor.com/article/detail/18152036/政府のコロナ対策専門家もパチンコホールについて懸念を示しているそうです。地震や台風と違い超長期戦ですし、「死が広がる」という点でこれまでの常識では理解しがたい部分でもあります。
マジかよと思ってるホールさんへ
これは新型インフルエンザ特措法（コロナ対策の根拠法）にも書いてあるし当然のことなんです。休業要請→休業指示となった場合は、従わぬ会社の法人名や店舗名を公開できる。多くのホールは休業することになるでしょう。
たぶんそれでも営業を続けるホールさんはあるでしょうけど、店舗名公開となったらステージは変ります。パブリックエネミー、社会の敵として糾弾される側になるんです。「営業を止めたら潰れてしまう！」という叫びは「潰れろボケ」と返されて終わってしまう。理不尽なように感じても間違いなくそうなります。
敵認定されて連日連夜マスコミが押しかけ、抗議の電話は殺到し、社長の自宅住所までネットに晒され、社長自身や奥さんは報道陣に囲まれることになります。自宅住所なんて晒されないと思う？ 一般市民の捜査能力を舐めちゃいけないし、既に休業しているライバル店や同胞から晒されることだってあるでしょ。業界だけでなく同胞からも軽蔑され続けること疑いありません。
社会の敵になってはいけない
これは脅しや比喩じゃないよ。休業要請は最後通牒だと思って、どうにかオーナーを説得してください。休業指示が出てからでは遅い。店舗への抗議電話ならまだしも警察署へ向かった場合は警察の通常業務が妨害されるわけで、まあ、ただじゃ済まない。
財務基盤が盤石なのに営業し続けるホールは社員の命なんて二の次、客の安全なんて三の次と思ってるわけで、ご自身の将来も覚悟した方がいいです。
一方の私はブロガーとして休業指示の出たホールについてはnoteやブログで積極的に取り上げていきます。自分も「社会の一員」ですから。
もちろん、補償も融資も無い状態で休業しろなんてムチャクチャだという話も分かります。でも、休業したホールは全て大損しています。体力的に苦しいからという言い分は平時の感覚であり、沸騰した世論はコントロールできない。
正解なんてない。だってみんな初めての経験なんだから
営業するか、休業するか。全員納得する完全な「正解」なんてないんです。 社会的には休業こそ絶対的な正解。一方で「客が死んでも営業する」という判断こそ正解だと思う経営者もいるでしょう。
営業するか、倒産覚悟で休業するかは経営者の判断一つにかかっている。 敵はウイルス、どうしようもない、みんな損してる、という部分を受け入れるか否かは経営者の判断に委ねられます。
私としては、営業を続けた際に待っているであろう地獄は休業からの倒産よりもキツイものになるんじゃないかと見ています。