大阪府 パチンコホール3店舗を追加公表 その裏事情と一部再開へ向けての提案

パチンコホール

6店舗中3店舗は休業要請に従った

24日に発表された大阪府のパチンコホール名。休業要請6店舗のうち3店舗は休業要請に応じました。

残るは株式会社日本オカダエンタープライズのP.E.KING OF KINGS大和川店(堺市)、株式会社アルパインのHALULU(堺市)、そしてオランダ観光株式会社のザ・チャンスアルファ(堺市)の3店舗です。

このうちP.E.KING OF KINGS(以下、キングオブキングス)は報道各社に対して以下のようなコメントを出しており、大阪府の吉村知事はこれを宣戦布告として受け取ったなんていう噂まで流れました。

このコメントに対して「理解できる」と感じる人は一定数いたようで、維新をバッシングしたい人達を中心に、むしろ吉村知事へ批判の矛先が向かったのは意外だったな。

店名公表の手を緩めず追加3店舗

キングオブキングスのコメントを宣戦布告と受け取ったかはさておき、実名公表に追加された3店舗のうち2店舗はキングオブキングスでした。

大阪府WEBサイト
PDF書面

ミスターパチンコ日根野店とは?

ミスターパチンコ日根野店を運営する株式会社信和興業はかつて大阪府と奈良県に10店舗以上を保有していました。業績不振により次々と閉店、または売却を繰り返し、残っているのは日根野店のみとなっています。

これだけ見ると「コロナに潰されるホールか・・・・・・」という印象ですけど、私の気持ちの中ではちょっとモニョる。

ハッピー岸和田店って知ってます?

というのも信和興業はハッピー岸和田店(その前はミスターパチンコ岸和田店)という旗艦店を持っていました。業界人なら覚えてる人もいるはず。ここ、牙狼や北斗を初めとするMAX機を最後まで撤去しなかったホールです。大阪全域で脱等価の進む中、等価交換を続けたホールでもありました。

実はここ、私、行ったことあるんですよ。新台レポートを買い続けてくださったホールさんを一軒ずつ打って回るという「感謝の旅」を実施中で、大阪へ来たついでに寄ってみたんです。

完全等価で4円を増台、MAX機も設置してるのに客数は1割もいなかった。各島に1人いるかいないかで驚いたっけな。

A社さん、その節はお世話になりました(´・∀・`)

ともかく「そういう法人」であると考えれば、まあ、休業なんてせんやろなと思います。

キングオブキングスの営業がもたらすもの

Twitterやブログを徘徊してみると、意外なほど冷静な意見にぶち当たります。「パチンコは不要だと思うけど休業補償が無いんだから営業する気持ちは分かる」というもの。震災時には見られなかった展開です。

そしてパチンコ業全体を叩く人は政治心情的なものや古い情報に踊らされてる人ばかりで、「ほとんどの店は休業してる」と、ファクトを元に語ってくれる人が徐々に増えています。

問題は一部の客。問題は一部のホール。

この形は悪くない。悪くないですよ。

特にキングオブキングスは大阪以外でも営業を継続しており、各自治体、日本国のパブリックエネミーとなる可能性がある。政府は警察庁や大阪府警、福井県警のお偉いさんから情報を集めること疑いありません。

パチンコ業界側は引き続き休業率を高めていけばいい。ちゃんとしてないのは一部のみという認識を広めていく

都道府県別の休業率一覧

各県の休業率と営業中のホール一覧は「ここって昔はパチンコ屋」さんが提供してくれているので、大いに拡散させたいところです。個人で毎日何度も情報を更新しており驚くばかり。

既に90%近くが休業してるって、想像していたより多くありませんか?

目指せ9割休業。期限は5月7日

4月27日19時時点で全国87%が休業している。これを90%以上、可能ならば95%以上にしたい。「ほぼ全てのホールは休業した」という実績は必ず後々に良い影響をもたらします。

感染者数の移動平均線は下を向き始めましたし、世界中で少しずつ経済活動を再開し始めました。5月7日に全面解禁とはならないでしょうけど、一部解禁、あるいは短縮営業を認めてもらえる可能性も出てきた。

国も自治体も休業要請に従ったホールを潰そうだなんて思っていませんから、あと10日間は辛抱のしどころです。休業したホールさんは全力で生き残ってほしい。そして組合は5月7日以降の一部再開を自治体と話し合ってほしい。その際、90%以上が休業に応じたというファクトが重要になります。

自治体への提案例

  • 90%以上のホールが休業に応じた
  • パチンコホールは今まで1軒たりともクラスターを発生させていない
  • 12時から19時までの短縮営業とし、早番遅番を1日ごとに交代させる
  • 1台ないし2台ずつの間引きを行う
  • 引き続き広告宣伝は自粛する
  • 来店客に手指消毒を行うスタッフを常時配置
  • マスクのない客は入店を断るか、入口で配布する
  • 入店時に体温検査を行う
  • 換気は10分おきに行う
  • 空き台は随時消毒する
  • 開店時の行列は1.5mのソーシャルディスタンス
  • 従業員の給料割り増しを実施する

もちろん感染者や死者の数を見ながらではありますが、5月7日、遅くとも5月中には一部再開へこぎつけてほしいなと思う。パチンコホールは医療機関の外来をも上回るコロナ対策を行うと宣言し、全業種のお手本となる。

今はまだ夢物語ですけど、世界中の政治家や学者がパチンコホールを視察に来る未来も、あると思うんですよ。

そんな明るい未来を手にするためにも、5月6日までは100%近い休業をお願いしたいのです

パチンコホール

Posted by epachinko