自民党の小野田議員へ伝えたいこと
自分はパチンコ業界の人間ですが、ギャンブル依存症の原因はパチンコなのかどうか白黒付けるのに賛成です。現在、ギャンブル性の高い4円パチンコは不人気で、ギャンブル性の低い1円パチンコや0.5円パチンコは人気です。つまり「ギャンブル性と集客は相関しない」という点はお伝えしておきます。
というリプライを残したんですけど、まあ、読まないでしょう。読んだところで返信はしないはず。それでも万が一に期待して足跡だけは残しておいた。
一方で気になったのは小野田議員のこのツイート。
このつぶやきに対してこれから圧力あったら、圧力かけてきた相手や内容も公表しますね。そういう前時代的な事はやめていただきたい。
— 小野田紀美【自民党 参議院議員(岡山県選挙区)】 (@onoda_kimi) April 28, 2020
圧力だと思ったものは全て公開します宣言。
圧力、かけられるもんならかけて来いや
これ、私も何度かやったことある。相手の名前も内容も全て公開すると事前に宣言しておくと、驚くほど何も言われなくなるんですよ。それくらいパチンコ業界は「人づての圧力やアドバイス」が多い。
いきなり「あれ消さないとマズいんじゃない？」とか「あれ嫌がってる人いるよ」みたいに、想像も付かない所から飛んでくる。貴方にそれを依頼した人の名前は言えますか？ と問うても絶対に教えてくれない。つまりその人は圧力元と私を天秤にかけ、私を軽いと見たわけよ。
さらに、削除する際は貴方からの依頼だったと書きますといえば、なんか半ギレの返信が返ってくる。大口の取引先でもないのになぜ命令に従うと思ってるのか。消してくださいお願いしますならまだしも、なぜ上から目線で消させようとするのか。
たかがブロガーでもこんなことになるくらいパチンコ業界は「電話一つで解決させたわw」と誇りたがる人が多いんだな。本人は秩序を守るためと信じてるんでしょうね。
気持ちは分かるけど内容は問題
小野田議員は気分の悪い圧力を受けたんでしょうね。彼女は岡山県選挙区だから、岡山の業界人かしら？
圧力を受けた不快感には同調しますけど、「どう考えても入場制限も規制もないパチンコが原因としか思えない」という個人の感想で業界ごとジャッジされたらたまらないよ。
やっぱり「ギャンブルではなく遊技」と言えば言うほどこうなってしまう。まず反感を与えてしまったら、もう聞く耳を持ってくれない。正しさより伝わりやすさを優先せねば、相手はまさにその一点を付いて「権力」という力でこちらを投げ飛ばします。
軍師はいらない
こういうことを書くとさ。小野田なんて若手の小物だからw といって軽く見る人もいるんだよな。いっぱしの政治アナリスト気取りでさ。じゃあ、あなたの力で管官房長官や麻生財務大臣へ説明してきてよと思うけど･･････。
国民から選ばれた人間の凄み、強さ、責任というものをパチンコ業界はもっと重く見てほしい。そして次の選挙は本気で族議員を当選させましょう。
とりま現時点では、「あの人は政治家とのパイプがあるから大丈夫」「政治関連はあの人に任せておきましょう」というこれまでの意識で大丈夫なのかを点検してほしい。本当に太いパイプを持っているならこんなことになってないんだから。会えるけど信じてもらえないってのが一番厄介だからね。
･･････とまあここに書いたって仕方ないので、政治家のツイッターにちくちく書き込んでみますわ。地雷を踏まぬよう慎重に。