オオカミ少年に隠されたもう一つの「大人向けの教訓」とは

2020-05-12 11:25真面目な話

「嘘ばかり付いていると誰も信じてもらえなくなる」というのが狼少年の寓話に込められた教訓と思いがち。でもそれは子供向けの教訓。

あのストーリーを村人サイドで見てみると、何度も騙された結果少年の言葉を信用しなくなり、最後は自分達の羊を狼に食われちゃうんだよね。

序盤は他人の言葉を丸ごと信じて騙されて、次に丸ごと信じずに騙される。最後は致命的な損失を食らうという村人の愚かさこそがもう一つの教訓です。

現代風に言えば「情報は両面考え都度精査せよ」「全体の雰囲気に流されるな」「信用できる情報源へアクセスせよ」「被害者意識に溺れるな」といったところでしょうか。

最近千葉県は緊急地震速報が多いんです。ツイッターを見ると速報を狼少年扱いする人もいて、危ういなぁと思う。

2020-05-12 11:25真面目な話

Posted by epachinko