東京都のロードマップに隠された秘密

パチンコホール, 感情的なコラム

小池百合子知事が「キレイな場所」と思うものは上になり、「不浄な場所」と思うもの、あるいは知事に縁が無いものほど下になります。

・・・・・・いや、冗談だけど冗談に聞こえないよね。だって、劇場や映画館はパチンコ店より安全だという科学的な根拠なんて何一つ無い。なぜプールはOKなの? 脱衣所なんて密そのものでしょ。なぜボーリング場はOKなの? 対面ハイタッチで大声上げるじゃん。

でもそこにエビデンスを求めたって都知事は答えてはくれません。むしろ解除を遅らせてくるだけ。パチンコ業界は初めて「マジもんの世論」を相手にしなきゃいけなくなったんです。彼女の後ろには1,000万人の都民がいるけどパチンコ業界のファンは900万人だろ。その時点で勝てないわ。世の中、正論より世論なんだから。

まあ、「営業している店はゼロです」とキメ顔で語った直後に、実は営業してる店があった時点で結果は見えてたよね。都遊協はよほどの努力をしないと小池都知事の「パチンコは敵」という認識をひっくり返せない。

いつも言ってますけど広報。普段の広報次第でステップ2になれたはずなんだ。プライド高く冷徹な人へは繰り返し広報するしかない。もしくは世論に訴えかけるしかない。パチンコ業界の得意な「狭くウェットな人間関係」は通じません。

小池百合子はおそらく次の選挙でも当選するし、おそらく第二弾の緊急事態宣言もある。 秋までに営業を強制停止させる法律なり条令なりもできるでしょう。逃げられないし避けられないよ。

そして皆さん痛感したと思うんですけど、東京都は地方自治体の中でも別格なんです。東京の意見に全国は引きずられる。だから秋までに「なぜパチンコホールは安全と言えるのか」を科学的に証明しなきゃいけない。組合と大手ホール共同で、第三者機関を通じた検証をしなきゃいけない。これは最低限やらなきゃいけないことだよ

悲しいことに多くのホールが既に倒れています。大手ホールも閉鎖した店舗を抱えているでしょう。それを使って、検証する。敗北した店舗を使って勝利するんだよ。秋以降の自分達を守るために、安全だという「証拠」を獲得しなきゃいけない。