「最近は海しか打ってない」←これ

パチンコ台

自嘲気味にいう人いるけどさ。

「最近は海しか打ってない」

「最近はジャグラーしか打ってない」

打ってるだけ偉いわ。悪いのは貴方の欲望を喚起できないメーカーとホールです。打ってるだけで偉いの。私なんて広島へ行っても京都へ行っても千葉へ戻ってきてもトキオばかりだし。

あ、広島ではドラム魂打ったね。

シンフォギア2は何度か触ってみてるけど、千円16~17回くらいのホールばかりでツライ。演出面で致命的な欠点を見つけたけど、そんなものをブログに書いたって何の意味もないので、可愛いキャラが必死になって戦うのを愛でようと思う。

こう言っていただけるのは嬉しいのだけれど、談話できるようなレベルじゃないんです。私にはパチンコの演出を「楽しむ」というベクトルが欠落してるから

予告とSPの細かい組み合わせの差異とか、一切語れないのよ。クリスの奏者リーチ時にカットインで○○が出たら鉄板っぽいんだよねー的な、長く打った人だけ楽しめる境地に達していない。今のパチンコってそういう風にできてるわけでさ。演出の差異を楽しめる人を招いた方がいいです。

勝ち負けを諦めて0.5パチあたりを打つようになれば多少は変わるのかなぁ。そうまでしてパチンコ? 時間の無駄じゃね? と思ってしまうのだから、パチンコ命でもなんでもないのよ。

↑これは一昨日のパチンコ。500円目で保留8個点灯してクッソ盛り上がった。俺今日何万円勝てるんだろうって。

釘の開け閉め、設定の上げ下げ、勝てる店、勝てる台を探して、見つけて、勝つ。そのプロセスにこそパチンコの魅力を感じているので、演出の細やかな差異や組み合わせよりも、全体の印象作りに目が行きます。

「勝てそうと思えるパチンコか」。「負けたときに不快さを軽減してくれるパチンコか」。という部分は強く意識する

業界は20年かけて「パチンコの楽しみ方は液晶演出!」と決めていった。最盛期に3,000万人いたファンは900万人に落ち込んだ。消えた2,100万人の人達より、900万人に喜ばれるパチンコ台を作り、売り、設置し続けたし、これからもそうするでしょう。

私は本来2,100万人の側なのに、今の仕事は「900万人に刺さる機械かを言語化すること」なのだから皮肉だよ。まあ、追い出された側だからこそ分かる部分もあるだろうけれども。

だからね。最近海しか打ってないと嘆く必要はないのよ。私もそうです。同じ人は沢山います。てか2,100万人と同じ感性なのだからむしろ「普通」です。

もしも余裕があるなら、低玉の初代シンフォギアを打ってみて。割と長めに打ってみて。初代シンフォギアは海と現代パチンコをつなぐ翻訳者だから

パチンコ台

Posted by epachinko