印西市長選挙へ行ってくる 現職の板倉正直氏(73)と、N国のゆづか姫こと新藤加菜氏(27)の戦い
昨日は母の体調が悪く、丸一日家にいました。今日は印西市長選挙なのでこれから外出します。
70歳overの現職に対しN国が対抗馬を出すという謎の構図。N国の立花孝志党首いわく「当初は24歳の候補が立つ予定でした。しかし25歳にならないと立候補できない。若者の時代と言いつつ若者は立候補させないなんておかしいじゃないですか。70歳以上のお爺さんと24歳の若者、どちらが適してるか明白でしょう？」と。
知事選挙なんて30歳以上だしね。議員や知事、首長としての適格性を年齢で一律評価するなんておかしな話だ。利口な若者もいれば愚かな年寄りもいる。なのに歳を重ねてるというだけで愚かでも立候補できてしまう。これは確かにおかしいと思うよ。
ただ、立花党首も立候補者も印西市の抱える問題についてほとんど語っていないし、当然未来についても語れていない。少なくとも利口な若者とは思えなかった。早稲田出身らしいけど、自治体首長の選挙に立候補するならばせめてその土地の歴史を知り、住民の構成を知り、問題点を把握してから挑んでほしかった。
高齢の現職ｖｓ若いN国という対立軸なのだから、新住民の多いニュータウン地区で演説を重ねるのは正しいと思った。しかし、その新住民の心に刺さるエッヂの効いた話は出てこない。
「なんで市役所が木下駅の方にあるんですか。人口比は既に1：9。人のいない方ばかり優遇されている。私が市長になったらニュータウンに持ってきますよ。9割の人に資する政治をします。千葉ニュータウンには子供が多く住んでるのだから駅前に図書館だってコミュニティセンターだって必要でしょう。木下の政治をニュータウンの政治に変える。それが私の使命です」
くらいは言ってほしかった。
あ、人口比は適当です。木下地区は下水道すら完備されてないエリアも多く、むしろ不満は木下の方にあるかもしれない。
N国はNHKのワンイシューで地方議員を出してるのに、やたら浮気してる印象あるよね。立花党首の演説でも、印西市民のNHK受信料をゼロにします！という言葉はとうとう聞けなかった。NHKから市民を守れないなら、N国に投票する意味なんてあるのかと。
板倉市長って失政らしい失政をしてないのよね。高齢にも関わらず、印西市のイメージアップに予算を振り分けてる。GoogleやAmazonのデータセンターが来ると聞いたときはのけぞったっけな。世代間対立を煽るだけで突破できる壁じゃないよ。
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