ドラム海物語INJAPANはいいぞ(スペック以外は)
初めての天井体験でした!
やー、なんて言うんだっけ? 遊タイムだっけ? 初めて到達しました!
スペックのどこが悪いか
ドラム海JAPAN。業界人の中ではかなり打ってる方だと思うんだけど、6Rの出玉と時短の少なさで勝てる気がしないスペック。
実際はそれほど辛いわけじゃないのに、7当り後の時短回数をこれまでの3倍近くの299回転に設定し、かつ天井を設けてしまったから、通常当りにしわ寄せが行ってる。
つまり、一日打って何度7を引けるか、都合良く7の後にのみハマれるか、どれだけ多く突時を引いて天井へ達するかという別のゲーム性になってるんだよ。
考え抜いたスペックだと思うのだけど、これまでのドラム海や甘海と、なるべく離れないようにしたいという精神的なブレーキを感じる。そしてそのブレーキは客には「無理ゲー感」として伝わってしまった。
演出は一つの完成系
スペックで演出を殺してしまってるものの、特に海モードはえらいこと気に入った。リーチ中にボタン連打するとバックライトの下部1cmくらいが地味にステップアップするの。これが一気に赤まで跳ねたりするとたまらん。
これまでボタンを押さねば流れなかった魚群も自然に差し込まれるし、音も光も絶妙。
何が良いってメインBGMが“夏祭り”でね。
夏祭りは我が東京ヤクルトスワローズの応援チャンステーマでね。
だから指示してるってわけじゃないんだけどね。
まあ、打つよね。
むしろヤクルトスワローズ最下位脱出応援パチンコだよね。
ドラム海JAPANはダメな機械じゃありません
スワローズは冗談として、ぜひサンスリーには普通の甘海スペックで出してみてほしい。仮に低稼働に終わったとしても、今回の演出や振り分けが間違っていたと思わないでほしいんだよ。
僕がここまでベタ褒めするの、メチャクチャ珍しいですよ。下手すると天龍以来じゃない?
それでも天井到達は気持ち良かった。ただ、7当りでの299回時短に良さを見出せないのがキツい。7当り→299回時短→抜け後即天井→スーパー花火タイム という黄金ルートを甘デジで具現化したかった意図は伝わる。
ただ、そのルートを体感できるのは万に一人じゃないかしら。甘海の時短100回でも抜けないことが多いのに、299回ってまあ大抵当るよ。となると黄金ルートを体感する前に、連続4Rの無理ゲー感を先に味わい尽くしてしまう。
だからぜひ、今回の演出を踏襲する形でもう1機種出してください。特に海モードは今回のバランスをドラム海のデファクトスタンダードとして、ぜひ!