四半世紀前、日本最大のパチンコチェーンは「日の丸」だった!?

パチンコホール, パチンコ業界の話

1996年のホール売上高ランキングを見せてもらいました。

  1. マルハン・1440億円
  2. 松原興産・1297億円(キョーイチ)
  3. シンクス・1171億円(ミリオン・現ノヴィル)
  4. 第一興産・988億円(オメガ)
  5. オザム・984億円(トワーズ)
  6. 高山物産・967億円(倒産)
  7. オータ・922億円
  8. ダイナム・884億円
  9. 安田屋・874億円(やすだ)
  10. エイビーシーグループ・750億円(ABC)←静岡の方

これだけを見ると日の丸は出てこないのだけど、柔らかな血縁で見るとちょっと違ってくる。

  • 東京日の丸・650億円(現トリックスターズアレア)
  • ヒノックス・550億円(全店閉鎖→トリックスターズが吸収)
  • 君津日の丸・206億円(現オアシスグループ)
  • パワーステーション・409億円(全店閉鎖→トリックスターズが吸収)
  • 中四国産業開発・325億円(現キスケ)

日野喜助氏をルーツに持つ法人を集めると2140億円となりマルハンを突き放します。

もっとも、当時と比べ売上高を伸ばしているのはキスケだけであり、全体としては概算で1500億円を下回りそう。マルハンの売上高は1兆5000億円ですから、ちょうど1/10ですね。

1996年というと、初代大工の源さんが登場した頃です。