自分の好物は他人の地雷
自分は好きだからといって、他人も好きとは限らない。自分は嫌いだからといって、他人も嫌いとは限らない。
食べ物でも趣味でも推しカップリングでもそうだけど、自分の価値観に普遍性があると思ってる人は案外多くて。最近だと東京五輪の話題で強く感じる。
五輪を目標にしてきたアスリートや、聖火ランナーを楽しみにしてる人、ボランティアを頑張ろうとしている人、そういう人達を一切合切無視して“反対”こそ当然であると振る舞う人達さ。映画監督やら小説家やら、クリエイティブ界隈に多く見かけるのね。
世界を想像し、自由に動かす“神”のような仕事をし続けているからか、現実の方を変えようとして、狂っていってる。
聖火ランナーで○人辞退! って分かったよ。じゃあ、辞退しなかった人は何人いるんだ。全体で1万人いるんだぞ? 9割の意思を無視して、全体を潰そうとする理由は、結局のところ「私の気持ち」がそっちに向かってるからでしょう。
少数意見を全体意見のように叫んで全てをぶっ壊そうとする人達は、多分きっと「全体幸福」の敵になる。