最近の若者「努力とか無駄。才能と生まれた環境で全て決まる」←これ

労働, 感情的なコラム, 社会・コロナ

気持ちは分かる。誰しも松山英樹になれるわけじゃないし、どれほど努力をしたって、僕らはマスターズで優勝できない。

勘違いしがちなんだけど、社会ってやつは、生まれた環境も才能も、無い者同士で競争するんだよ

そこを突破するには、残念ながら努力しかない。仕事上の才能、社会的な才能は、努力してみないと見えてこない。

無駄かどうかも、試してみないと分からないしな。

ただ、後から振り返って無駄だったと思うことはあるけど、役立つことも多い。逆に、努力しないで良かった! と思うことは絶対にない。絶対にだ。

✕【努力=自分が苦しいこと】
○【努力=他人から見て苦しそうに見えること】

他の人は大変だ!無理だ!と言うけれど、自分にとっては苦じゃない、時間を忘れて没頭できることってあるじゃん。

それを続けることで人を驚嘆させたり、マネタイズに成功したり、世間から「努力の天才」なんていわれたりするんだ。

苦しいかどうかじゃない。好きかどうかですらない。なんか知らんけど長時間没頭できるものを見つけること。見つけた後で実際に没頭すること。没頭するための環境を整えること。可能であればそれで稼ぐこと。そこまでできたらおめでとう、あなたは”才能”を見つけた。

この一連の流れこそが、本当の“努力”だと思う

ちなみに僕は文章で食ってるけど、子供の頃は作文や日記を苦手としていた。今もそんなに好きじゃない。でもなぜか、大学に入ったころから全く苦じゃなくなったのね。

僕のセミナーは驚くよ。ぜーんぶ文字。人前で話せない元ニートだから、事前に用意した文章を細かく切ってスライドにした。読むだけだから、緊張しないし途中で忘れたりもしない。文章を書くのは苦じゃないから、準備も辛くない。

でも「あれは真似できない」なんて言われたりしてさ。僕からすれば、普通に話すことの方が無理だってのにな。

努力というのは、自分への検索だよ。色んなワードで、色んな切り口で、自分というネットワークに潜んでる光を探す、宝探しのようなものじゃないかな。

そして、他人から評価されたあと、本当の、自分で苦しみ抜く努力が始まる。これはね、ただの地獄。イメージ通りの努力だよ。

それでもまあ、地獄ってのは誰でも行ける場所ではないから、死ぬまで歩むしかないんだよね。やりきった、やっと解放されると、満面の笑顔で死にたいから。

……て、誰に語ってんだ僕は。