とり酢 鳥冠さんから教えてもらったサウナ〝しきじ〟に行ってみたら格が違った

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静岡市役所そばにある居酒屋「とり酢 鳥冠」さん。こちらのオーナーさんはプロレスとパチンコをこよなく愛しており、釘も叩ける(えー

「静岡といえばサウナ。しきじを知らずしてサウナは語れない」

とのこと。

朝5時からやっているそうなので、焼津へ向かう際に立ち寄ってみました。

朝焼けが神秘的。

店舗はちょっと年季入ってる。

6時の段階で車は20台くらい止まってた。トラックの運ちゃんとかじゃなく地元の自家用車です。以前は24時間営業だったらしいけど、コロナで仮眠を取れなくなったそうな。

でね。

もちろん店内は撮影禁止なので言葉で語るけど。

僕が今まで入っていたサウナは、ぬるかったんだな。

レベル的にぬるいのと、温度的にぬるい。

しきじのサウナは、ごく普通のフィンランド型と、薬草を吊した部屋がある。まずはフィンランド型にトライしたんだけど、入った瞬間、ノドを火傷するかと思った。温度計は115度。地元のスパ銭は90度チョイなのでもはや別世界です。

滝のように流れる汗。8分ほどで限界を迎え水風呂へ向かいます。天井からとてつもない量の冷水が滝となって降り注いでおり、皆さんマナー良く、体の汗をいったん流してから入っています。

壁際に、水・湯・薬湯の湯船、そして体を洗うカラン。中央部分にはイスが並んでおり、朝イチから全ての体力をサウナに注ぎきったオッサンたちが、夏バテした柴犬みたいになってる。

空前のサウナブームに送る サウナしきじ OFFICAL BOOK 9月29日発売!|株式会社 開発社のプレスリリース (prtimes.jp)

そこで今度は薬草サウナにトライしんぎゃああああああああああああああ

何これ!? 全身を熱線が突き刺す!?!? 鼻腔を刺激する薬草のニオイと、フィンランド型は子供の遊びだったと一瞬で理解させられるほどの圧倒的な熱波。比喩でも何でもなく呼吸できない。事実、サウナ内で座ってる人の半分は口にタオルを巻き付け、室内の空気を直接吸わないようにしていた。

僕もタオルを口に当ててどうにか呼吸してみるものの、あまりの熱さで手足が痛み出す。ダメ、コレ、シンジャウ。温度計を見たら60度を差していて、お前それ絶対嘘だろ。噴き出す汗の量が半端じゃない。深夜のドライブを終えて眠りかけていた脳みそが一瞬で炸裂した。500円で天龍当てたってこんな衝撃にはならないよ。やばぁ・・・

何分滞在できたか分からないけど、逃げるように水風呂へ向かった。風呂桶にくんだ水で汗を流した瞬間、冷たくないの。いや、冷たいんだけど、冷たくないの。何を言ってるか分からないだろうけど、脳みそやられてるから仕方ない。

水風呂で火傷状態(イメージ)の皮膚を冷やし、椅子に座った。その時の僕は間違いなく、暑さにやられた肥満気味の柴犬だったと思う。

静岡の、しきじのサウナは格が違った。

1600円と少々お高いですけど、早朝深夜なら900円です。断じて行くべき。マルハン見学してる場合じゃない。しきじに行くんだ。サウナ好きなら一生に一度は巡礼すべき。

ちなみに、入浴前と入浴後で、肌の色がビックリするほど違っていた。

↑入浴前
↓入浴後

色が違う。

これでもまだマシで、薬草サウナから出た直後は全身の血管が見えたよ。

やばぁ・・・

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Posted by epachinko