パチンコのノリ打ちで考える、資本主義・社会主義・共産主義の違い

パチンコパチスロ, 政治, 社会・コロナ, 経済

資本主義

自分の金で打って、儲けを自分の物とする。

ただ、豊富な軍資金が無いと打てないし、勝つ実力が無いと難しい。そこで、グループで打つこと(ノリ打ち)を考えた。

社会主義右派

リーダーの金で打って、決められた報酬を受け取る。大儲けしたら他メンバーよりほんの少し多く貰える。

社会主義左派

リーダーの金で打って、全員が同じ報酬を受け取る。

共産主義

リーダーの金で打って、結果に関わらず報酬は好きなだけ貰える。(教育の行き届いた人なら、必要以上の報酬を得ようとしないはず)

なぜ社会主義は上手くいかないか

儲ける実力のある人は社会主義なんてやってられず、資本主義を選ぶ。社会主義グループは実力のない人ばかりになり、ジリ貧。

また、資本主義の連中は儲けを増やすべく、必死で勝ち方を研究する。社会主義の連中はそこまでしなくてもお金を貰えるから、熱量で劣る。社会主義グループは加速度的に儲けられなくなる。

グループ全体の収支がマイナスになり、リーダーは破綻。ジ・エンド。

なぜ共産主義は上手くいかないか

人間の欲望には際限が無いから。満ち足りても更に多くの金を求めてしまうため、リーダーは必ず破綻してしまう。

もしも〝AI自動パチ打ち機〟が開発されれば、共産主義は可能かも。勝手に大儲けしてくれるなら、細かい金額の奪いあいはなくなる。

そこまで行ったらリーダーも不要になるね。打ち子だけで生きていける。完全なユートピア。

ただ、仮に欲望を抑え込めたとしても、働かなくて良いからメンバー数は増え続けてしまう。パチ屋の数は有限だから、最後は食い潰して自滅だよね。

キャスト

パチ屋→地球
リーダー→国家
軍資金→生産手段(工場とか農機具とか)
打ち子→労働者
儲け→労働の対価