印西市のイルミネーション・イルミライ☆INZAIに見えた〝がんばり〟

パチンコホール, 家ネタ, 感情的なコラム

僕は小さいホールが好きです。パチンコを知ったのは5歳のとき。埼玉県の北本駅前にあった百万弗で、一番人気のゼロタイガーを父におしえてもらったのが原体験です。今思えば150台くらいのお店だったかなぁ。だから今も中小店が好きで、回らねぇなぁと思いつつもVゾーン神々廻店で打ってる。

大型店でも回れば打つよ。ただ、同じ回らないなら中小店で打つし、同じ回るなら当然中小店で打つ。なんでかってーと、人の工夫、人の営み、人の頑張りが見えやすいから。大型店のスタッフも頑張ってるけど、どうしても資本の匂いが先に来てしまう。

◆◇◆◇

千葉ニュータウン中央駅前のイルミネーションは、年々拡大を続け、今年、とんでもない感動を与えてくれた。

東京で謝罪やら訂正やら終えたある日。

駅を降り立つと、まず迎えてくれたのはコイツだった。

「僕とケーヤクして印西市民になってよ」

腹に印鑑を押してある、日本唯一の自治体ゆるキャラ、いんザイ君。

うつむきながら歩いてたんだろね、全然気付かず、いきなり真正面に現れたもんだから、マジカルなキャラに見えた。

毎年、駅前からイオン側へ、イルミネーションが伸びます。

青い光とクリスマスツリーが美しい。

今年も気合い入れてる。

対して駅の反対側。

かつてホットマックスがあった側は・・・

ブロッコリー。

いやでもこれはこれで華やかだわ。

細かいところまで装飾を施してる。

駅前ロータリーの中心部は

すっげ。

みんな笑顔で写真撮ってる。

去年までは殺風景だったのに、どうした印西市。

ちょっとこれ

凄すぎじゃない!?

いやぁ、めっさ綺麗。この準備をするのに、一体どれほどの〝がんばり〟があったのだろう。企画をして、それを通して、予算をつけて、業者を手配し、人の手で飾り付けられ、市民を感動させるに至った。

気付くと目線は上を向いていた。ああ、僕はやっぱり、人の手、人の頑張りが好きなんだな。誰かのために費やされた手間に感動してしまう。〝お前も頑張れよ〟と励まされてるような気がして、冬寒の駅前で、ちょっと笑った。

印西市に越してきて良かった。今年は色々あったけど、まだ頑張れる。また頑張れる。中小ホールの頑張りを、くじけずに探そうじゃないか。

緑の光に励まされ、歩を進めると、最後に白いイルミネーションが僕を迎えてくれた。

中小じゃねえよと思いつつ、光へ群がる蛾のように、吸い寄せられていったのでした。

パチンカスは、蛾。