新しいレポートのひな形を作ってます。集中しすぎて吐き気を催してる

パチンコホール, パチンコ業界の話, 労働

全く新しいレポートを販売します

昨日はコメダで、今日は自室で。嘔気をもよおしてます。

全国のパチンコホールを打ち回っていますが、稼働のある中小店で打つようにしてるんですよ。今年は大阪で長期間滞在して打ち倒しました。せっかくなら、打ちに行った感想をレポートにまとめて、販売しようじゃないかと企んでいます。

勝負の日記はブログやnoteで、いつものように無料公開。ホールの様子はレポート化して、超高額販売。1件でも売れたらラッキー的な。(法人用note会員さんは無料です)

ただ、僕はデザインセンスが致命的に欠落しており、まあ、他の才能もあらかた備えていないのですが、レポートのデザインは死ぬほど時間を要する。こういう時、ランサーズあたりで仕事を投げちゃえば早いんでしょうけどね。

がっつり気合い入れて作ってたら、一瞬で6時間経過してた。ほんと吐きそう。時給1000円として、6000円で外注を依頼すれば、結構なデザインを作ってくれるだろうにな。

ミステリーショッパーとの違い

ミステリーショッパーとは〝覆面調査〟のこと。専業の調査員が店舗を訪れ、駄目な部分をチェックしていく。2008年くらいまで本気で取り組みまして、年間20店舗くらい依頼を受けていました。トータル、全国100店舗近くを同じ調査基準で調べたんです。懐かしい。

このミステリーショッパースタイルは止めようと思う。だって今、どの店も綺麗だし、接客するし。昔は、ゴミ箱の中身が見えないだけで「すごいな」と言われてたからね。もはや時代が違う。

ミステリーショッパー最大の欠点は、高得点だから高稼働になるわけじゃない、ということ。素晴らしい接客です! 綺麗なトイレです! POPも最新です! 店内も店外も見事に清掃してあります!

ほうほう、ではそれを真似すれば高稼働になるのかね?

→なりません

なので、ミステリーショッパースタイルは取らない。そもそも調査依頼を受けたわけじゃないんだし、重箱の隅をほじくるような粗探しをしたって無意味です。

高得点だからといって高稼働になるわけじゃないけど、低得点なら低稼働になります。一般市民の求める接客レベルは年々上がってますし、そもそも日本人は「安い商売にも高級なサービスを求める勘違い野郎」が多い。サービスの〝最低限〟を探るなら、ミステリーショッパーも悪くない。安ければね。

ストアコンパリゾンとの違い

ストアコンパリゾン、通称ストコン。最初聞いたとき、なんぞそれと思った。日本語で言うなら〝競合店視察〟のこと。日本語の方が100倍分かりやすい。

経営陣やスタッフが、強豪店や競合店を見て回り、強さの秘密を探っていきます。これをやらないホールは、多分無い。視察の名の下に仕事をサボってパチンコ、なんて店長さんもいるんじゃないかしら。最近はいないのかな、みんな真面目だしな。

業界団体やコンサルタントが行うストコンは、1日に5軒も10軒も回ります。滞在時間は10分から30分。短いと思うだろ? 短いよ。めっちゃ短い。打たずに出ていく人も多い。ショールームの試打の方が、まだ長いかもしれん。

誤解があっちゃいけないのだけど、初訪問のエリア全体を見るには滞在時間を削るしかありません。また、お客さんは店舗へ入った第一印象で好き嫌いを決める傾向にあるから、10分あれば店の特性を理解できちゃう人もいるらしいです。すごいよね。

吉田のレポートは何が違うの?

  • 粗探しではなく、凄い部分を探す
  • 他店でも真似できそうな工夫を探す
  • 実際に客として5時間でも10時間でも打つ
  • 常連と世間話もする
  • なんなら数日に渡って毎日通う(ただの客となる)
  • 大型店は調べない

つまり、分析をしない

特に大型店は分析したって仕方ないんだよ。「地域一番の台数だから強いと思いました!」と報告されたら、頭抱えるでしょ。自店を地域最大にしろって? 無理だべさ。もちろん、競合店としてなら見に行くけど、メインとして調べることはありません。

基本は感想文。客として訪問し、客として打ち、客として感想を書くスタイル。その感想文を読んでみたい人に売る。「読めば行った気になれる。行ってないのに気付きを得られる」という形を目標にします。

ちゃんとやれるの?

目標は全国200店舗。

500台以下で高稼働のホールは、それくらいある。

毎週1本書いても4年かかる。

無理だね死ぬね。

勝負で大赤字、レポートも売れないとなっても、即試合終了です。

今のところ3人に相談し、3人とも「絶対売れないと思う」と、大変正直な感想を言ってくださりました。まあそうだよな。僕も売れないと思う。ただ、やりたいと思っちゃったんだよ。15年前、新台レポートを始める前も同じように言われたのを思い出す。売れるわけないと。でも結果はご存知の通り10年続き、マンションも買えました。考えて苦しんだ先にしか、個人事業主の未来は開けないでしょ。

数をこなさねばならないし、外注できる物でもないため、一本一本はライトテイストです。ただ、まとめて読むと価値がある。そんなレポートにしたいですね。売れることより続けることを主眼に、頑張ります。