マルハン千葉ニュータウン店 1パチの海3R2が200円で20回転(4パチ千円25回転相当)あった

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3R2のマイ海カスタムは、泡前兆をカットすると、リーチに繋がらない無駄予告をカットできて気持ちいい。

一発告知は「ひっそり」

3R2の告知ランプはそもそも発光面積が小さく目立たないので、〝ひっそり〟にすると、点灯に気付かなかったりする。ヘソを見ていて違和感を覚え、視線を上げると点いてるとか、普通にある。

これまで低玉は敬遠してきたし、しかも甘デジなんて、お前玉単価いくらだよ、時間の無駄だろと思ってた。

ところがマルハン千葉NTの1円甘海3R2は、表題の通り4パチ換算で千円25回レベルの台が転がってたりするのよ。なんでこんな激甘なんだ。

まつげサイトで確認したところ、2000回転での期待値は6,415円。1000回転の仕事量でも3,207円。これなら打てる。

そりゃあ、コロナで消えていたジジババも朝からわんさか張り付きますわ。一方、専業で食っていくには足りないから、パチンカスやセミプロはいない。下手すると僕が一番若いんじゃないかという日もある(47歳)。

このまま据え置くとは思えないけれど、月1万回転で3万2000円と考えれば、ちょっとおいしい。毎日の散歩のついで、読書しながら、スマホで原稿のアイデアを書き留めながらと考えれば、とてもとても素晴らしいのです。

そもそも出玉の渋い千葉NT店。隣のライバル店が潰れた今、本来なら出す必要なんてないのよね。

ただ、見かたを変えると、競合店が消失したため、地元客は他と比較してくれなくなった。客の目は相対評価ではなく絶対評価へと変わった。「マルハン千葉ニュータウン店は自力で〝優良店〟と思わせ続けねばならなくなった」わけです。

エリア独占といっても、1円にすら客がいなくなったら潰れちゃう。ストロングポイントの無いホールでは、何を煽ったって客は来ない。大マルハンからすれば千葉の田舎の1店舗を潰したって痛くも痒くもありませんけど、店長個人で見たら話は別よ。

利益計画を達成するためにも、店舗を維持するためにも、最低限の〝頭数〟を維持しなければならなくなった。

いくら回っても3倍以上ハマったら負けます

一定の出玉さえ維持すれば客数も維持できる低玉甘海に、割を付与したのかなって思う。ジジババ常連は毎日来店させることこそ肝要。徒歩どころかチャリで行ける範囲にすらホールはありませんから、自宅に籠もられたらもうアウト。ライフサイクルからパチンコが外れてしまい、戻せなくなってしまう。

マルハンは、コロナによる高齢者蒸発で、その怖さに気付いたんじゃなかろうか。

イベントを打たず、出玉の波を作らず、安定した低粗利で固定客を維持する。

それってマルハンの戦い方とはちょっと違う。むしろマルハンが駆逐してきた地元密着小型店の得意としてきた方向性、低粗利運用そのもので、ああ、時代は巡るんだなと思った。

コロナが始まった頃、noteで「コロナ後は低玉。1円コーナーを増やそう」なんて記事を書きました。

慣れぬ低玉甘海を打ちながらそれを思い出し、常に満席の4円鬼娘を横目に見ながらも、あながち間違ってなかったなとコーヒーを口に含むのでした。

・・・千葉NT店はライバル不在なんだから、いっそのこと27.5玉にすれば店舗も楽になるんじゃないかなと思ってみたり。Vゾーン神々廻も非等価だしね。

貯玉の処理もあるし、難しいのかな。