「そんな趣味はもう卒業したよw」←言うほど卒業か?
趣味を卒業した、という話はよく聞くけど、そのほとんどは〝中退〟ないし〝退学〟。
飽きてやらなくなったか、時間的金銭的な制約で続けられなくなったかでしょ。単位足りてないよ。
くだらない趣味を卒業した人へ pic.twitter.com/u18bqFHshW
— スルメ・デ・ラ・ロチャ (@surumelock) January 23, 2022
↑趣味を捨てる人が根性なしとは思わない。捨てたことを〝卒業〟と言い繕う心性が、本質的に根性なしなんだろう。
かくいう僕も「ゲームは卒業した」と思ってました。実際は、社会に出てから忙しく、ゲームから遠ざかり、時間的な余裕を得た時にはもう最新作についていけなくなってた。卒業でもなんでもない、自主退学です。怖かったんだよ。新しいものを理解できない自分を自覚するのが。
同じことはパチンコでも起こっていて、アイマスの出玉獲得フローを見たときは完全に意味不明でさ。理解することを頭が拒否した。すると不思議なもので、低稼働を願うようになった。アイマスにNoを突き付けた自分は間違っていないのだと、心を守ろうとしたんだ。
〝卒業〟した人がその趣味をあざ笑うのは、ついていけなくなった己の自尊心を守るためだと思う。
うまい棒と低玉甘海しか打ってないから、最新の液晶機にはついていけない。こりゃ〝卒業〟かなと思っていたら、打ってるだけマシと言われた。どんな機種、どんなレートでも、打ってる間は現役らしい。
僕は今、パチンコ留年といったところか。