ロシアアイススケート ドーピング疑惑
ドーピング疑惑のワリエワちゃん。大半のジャンプで着氷に失敗、尻もちも2回付いた。ショート1位の最終滑走者で、こんなの初めて見たよ。
他の競技でウクライナの選手がドーピングで一発失格になる中、なぜかロシアのワリエワは暫定セーフ。世界的に大炎上する中、まともなメンタルで滑れるわけないわ。
そもそも15歳の選手が、自ら禁止薬物を探して摂取するとは考えづらく、ロシアのコーチ陣、いわば「大人たち」が、ワリエワの未来を潰してしまった。
ワリエワのコーチは、銀を取ったトルソワと同じコーチらしい。そしてトルソワは、コーチからのハグを拒否した。
https://news.yahoo.co.jp/articles/cc0eef45461abbc1b912ad48fa...もう、これが全てを物語ってる。
そもそも国ぐるみのドーピング疑惑があるから、ロシアは国家として参加できず、ROC（ロシアオリンピック委員会）として出場してる。疑惑のない選手だけが参加できたんだ。なのに出てしまった。15歳の少女に。
金銀のロシア選手は笑みもなく、お通夜状態。二人の演技は美しく高度、寒気を覚えるほど完璧だった。あれは〝上〟への強烈な怒り、執念を乗せた、般若のスケーティングだったのかもしれない。銅メダルを獲得し、満面の笑みを爆発させまくる坂本花織との対比が凄まじかった。
転びまくるワリエワは、ステップシークエンスでも精彩を欠き、素人目でもズタボロだった。もはや曲すら耳に入ってないのかというほど、演技は不協和音そのもの。解説の鈴木明子も言葉を失っていた。
ワリエワは4位。あれで4位に入れちゃうのかとも思ったけど、もはや北京五輪の採点競技に信頼は微塵もない。最低でも銅メダルを与え「ROCの表彰台独占！」をやらかすと想定していただけに、意外感もただよった。
・・・正直、4位で良かったとも思う。ワリエワの得点は滑走前から暫定扱いだし、首位に立っても表彰式は行わないと決まっていた。でも4位だったから、表彰式が行われ、坂本花織もメダルを受け取れた。ワリエワがメダルを獲得していたら、世界的な炎上はさらに加速したでしょう。
今夜17時05分から、NHK総合で録画放送を行います。坂本花織の涙と笑顔、金銀ロシア選手の完璧すぎる演技、そしてワリエワ。北京五輪のクライマックスがここにあります。ぜひ見て。金のシェルバコワより、銀のトルソワが凄い。3回転半すら封印した坂本に対し、4回転を連発するプログラムは圧倒的だった。