エース店長が独立して失敗する理由
大手ホールのエースが、意気揚々と独立して失敗するアレ。
ホールは店長だけで作るわけじゃないからなんだよね。その優良店は、無能な店長を支える優秀な主任や、指示もせず入替を完璧に遂行するスーパースタッフ、企業のシステムを作った本部によって支えられていたりする。
優良店は一握りの天才が作るのではなく、凡人達による奇蹟のドラマなんだよ。新規性の追求ではなく、使い古されながらも残った要素の積み重ねや、常識の再分析で成り立つ。
〝一流〟の勇者を求める組織は案外弱く、凡人を集めて動かす魔法使いのいる組織はひたすら強い。でも魔法使いは簡単に独立しないし、自らの業績を誇らない(凄いことをやってると思ってない)。