タンス預金1,000兆円を消費に回すことで、日本は再び世界一の経済大国になる

経済

30年前は世界の富の1/3を握っていたのに、今やわずか7% まあ、当時はバブル経済と土地の価格による上げ底だったのだけれども。

2年前のデータになるけれど、世界の株式時価総額ランキングが面白い。

  • 30年前は日本企業ばかり
  • その多くは金融業
  • 30年後、日本は企業そのものが成長できていない
  • 30年後、実はアメリカ企業もゴッソリ入れ代わっている

「日本企業は新陳代謝が~」「日本は新しい産業が生まれず~」という文脈で語られるけど、何のことはない、次の30年後に世界一となればいいだけの話でしょう。

なれるわけがない?

たぶん、そういう人達が多いから、日本経済は落ちていったんじゃないかな。

現預金や有価証券に対する相続税を100%とし、“物”にかかる相続税を0%とする。1,000兆円のタンス預金を一旦全て消費に回させる方策を採ってほしいのですよ。

とんでもねぇバブルになりそうだけど、とんでもねぇカンフル剤にもなるよ。

100か0かが極端ならば、その間を取ればいい。「カネよりモノを相続する」という方向性は1兆円2兆円とチマチマした経済対策をするより、よほど効果的だと思うね。

海外へ資産を逃がす人もいるだろうけど、狙うのは日本円に絶大な信頼を置く、田舎の小金持ちです。

消費を知ってる団塊世代にカネを使わせる最後のチャンスが、ここ10年だと思うぞ。

経済

Posted by epachinko