非喫煙者に必要なのは「これくらいにしといたるわ」という上から目線ではないか

パチンコホール, 社会・コロナ

千葉ニュータウンのコメダ。座席の半分を占めていた喫煙スペースが禁煙になり、タバコを吸う人は外へ出るという、パチンコホールと全く同じ光景が展開されています。

パチンコ客の中には「喫煙所で会うメンツが同じだから、なんか仲良くなった」という話も出ているようで、昔のような固定ファンの結びつきにつながったなら怪我の功名ですね。

僕はタバコを吸いませんけど、飲食店以外の喫煙は完全に許容できます。そりゃパチンコ打ってて隣から流れてくる煙は嫌だったけど、パチンコ屋ってそういうものじゃん。昔から煙いのに後からギャーギャー言うって、自分たちで米軍基地の周りに住み着いておきながら騒音が酷いと叫ぶ人と以下略。

分煙でも十分でしたけど、今の完全分煙はもう、そこまでしなくてもと思わなくもない。喫煙者を叩きすぎじゃないかと。タバコの値段だってクソ高いじゃん。僕が子供の頃、父のお使いで買った(これも今じゃ考えられない)マイルドセブンは200円でした。180円だったかな? 今、メビウスいくらよ。

もうすぐ580円になるらしく、35年で3倍ものインフレはパチンコもビックリ。(なお遊技機の価格は35年で8倍)

「タバコは叩いていい」「喫煙者は寒空へ放逐せよ」と、なんかもうイジメの構図に見えてきた。もちろん副流煙に晒される〝被害〟は考えなきゃいけないよ。でも、今の喫煙者を見てると、これもう被害者だろと思わなくもない。みんな「仕方ないさ」と寂しそうに笑うのも切ない。

歩きタバコもポイ捨ても激減したし、飲食店・駅のホーム・電車内・パチンコホールと、禁煙エリアはどこまでも拡大していった。そろそろ非喫煙者が、「これくらいにしといたるわ」と、融和姿勢に転じてもいいんじゃなかろうか。