株式会社藤商事の決算短信に感動|自社よりもパチンコホールの功績を先に記す

パチンコメーカー, 株式投資

「パチンコメーカーは中小ホールの事なんて何とも思ってない」

そんな風に言われがちですし、大手ホールさえ固めておけばいいと考えるメーカー役員もいます。しかし、藤商事は違った。

ホールスタッフに多大な苦労を掛ける仏壇枠を多数リリースしてきたので、てっきり中小ホールに冷酷なのかと思ってました。

読みにくいので決算短信から抜粋します。

当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の影響により依然として厳しい状況が継続しましたが、政府主導による各種政策の効果により持ち直しの動きもみられました。しかしながら、感染症のさらなる拡大による景気の下振れリスクや、今後の世界経済の見通しなどには十分留意することが必要な状況にあります。

パチンコホール業界におきましては、のめり込み防止や依存症対策の一環として過度の射幸性を抑えた遊技機の導入に加えて、店内の換気や消毒・清掃の徹底など新型コロナウイルス感染症拡大の防止策を講じており、さまざまな取り組みを通じてファンの皆様がパチンコ・パチスロをより安心・安全に楽しめる環境づくりを推進しております。

また、遊技機業界におきましては、大衆娯楽としてのパチンコ・パチスロの魅力を備えた多種多様な遊技機の開発を推進しております。

このような状況のもと、当社グループにおきましては徹底した市場ニーズの調査、お客様目線の追求による稼働力向上を最重点課題として、安定した業績の確保と中長期的な成長の実現に向けて取り組んでおります。

当第3四半期連結累計期間におきましては、パチンコ遊技機にて新規大型タイトル「Pとある魔術の禁書目録(インデックス)」を市場投入いたしました。当該機種につきましては特にSNSを中心とした事前プロモーション活動を重点的に展開したことにより業界内外から注目を集めたことが奏功し、堅調な商戦となりました。

また、導入後の稼働状況も好調をキープしており、パチンコホール様からのニーズにお応えして追加販売を実施したことなどにより、当初の計画を上回る販売台数を確保いたしました。

なお赤字なもよう

藤商事2021年3月期 第3四半期決算短信(PDF)

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Posted by epachinko