なぜ、主力選手大量離脱なのにヤクルトスワローズは勝てたのか
阪神戦の自打球により坂口が離脱。
コロナ感染で青木、内川が離脱。
総安打数4500本超の大ベテランが全員離脱。
1.山崎
2.青木→抹消
3.山田→抹消
4.村上
5.内川→抹消
6.塩見
7.西浦→抹消
8.西田→抹消
昼間、二軍の試合をやっていた武岡、長岡らは、試合終了後に横浜スタジアムへ向かい、3回からベンチ入りというブラック企業ばりの超過勤務。
普通に考えればどうにもならないところで、なぜか完璧な試合を見せてくれた。
ヤクルトファン以外は全く分からないであろうスタメンです。キャッチャー2番って斬新すぎるわ。
ただこのメンツね。ほぼ20代なのよ。最長老の中村でさえ30歳。内外野の選手は21歳~29歳なんです。ルーキー元山と村上を除いて二軍暮らしが長く、気心の知れたメンバーなの。
つまり、坂口、青木、内川というベテランがいなくなったことで、逆にやりやすかったのではないか。どうにもならない崖っぷちまで追い込まれたところで気持ちが揃い、ベテランの顔色をうかがう必要も無く、やるべき事が明確になった。
勝った後、ツイッターを見たらヤクルトファンが一様に混乱してて笑ったわ。みんなメダパニ食らってんの。
“二軍戦力”ではあるけど、まかり間違って明日の上茶谷まで攻略しようもんなら、コロナ明けとなる2週間後に、青木や内川のポジションは奪われてるかもしれない。
そしてそれはきっと、未来のswallowsにとって良いことではないか。
もちろん負ける可能性の方が高い。それでも希望は存在するんだな。