母の容態は最終ステージへ
医師「終末期です。五輪の開幕を目標にしましょう」
6月の退院後、目標は達成した。もはや意思疎通もできず、疼痛管理とおむつ交換などをする日々です。もちろん食事はできず、1日500mlの水分を補給するだけ。徐々に死へ向かうのみ。
先日から咳が止まらず、時折嘔吐をし、39度近い高熱となっています。心臓が強いのか血圧は高く保たれているものの、心拍数は130以上。先程からは酸素マスクを着用していますが、血中酸素濃度は85を切ったままだ。
訪問看護とは何度か連絡していますが、もはややれることはない。最後のステージに入ったと言われました。
ツイッターでは東京五輪で盛り上がる様子をつぶやいてますが、そうでもしないとやってられない。いやまあ、日本人メダリストが誕生するたびに喜んでるのは本当なのだけれども。
咳き込み、苦しそうな母を横に、やれることがない。手や腕を触れたり声をかけたり、くらいか。後は、心を無にして原稿書いてる。