フェミニストの卑怯さ
気に入らない人間を詰めるときは事実関係が曖昧でも「全てのマイノリティに対する差別扇動」やら「許し難い女性差別」みたいな言葉を気軽に使うのに、身内の失言については「リンクが消されてるので確認できない」とか言ってとぼけるんですよね。こういう人たちが「キャンセル」の賛同者です。
— 小山晃弘(狂) (@akihiro_koyama) January 26, 2022
「キャンセル」とは、キャンセルカルチャーのこと。不買運動やら、キャンペーンの取消を迫る運動やら、そういった行動のこと。「萌えキャラを使うのは女性に対する性犯罪だ」として、企業へ圧力をかけたりします。東京五輪で一気に噴き上がったのは記憶に新しいところ。
以前、とあるフェミニストが、「オスガキ(男の子)を産んだ女はフェミニストを名乗るな。お前は女性被害への加害者だ」という暴言がありました。男の子は成長すると女性へ性被害をもたらすのだと。
信じられないことに、かなり多くの〝いいね〟や、同意する引用リツイートを集めたんですね。しかも、大学教授や作家といった、社会的な地位を持つ人まで含まれていた。そこからさらに引用リツイートで拡散された。
さすがに非難轟々で、風向きは「フェミニストってキ○ガイ」じゃねえの? となった。
後日、noteにまとめようとしたら、引用リツイートした人たちは片っ端から削除して、そんな発言はなかったかのように振る舞うのよ。ああ、すげぇなこいつら、気分だけで見境なく〝男〟を叩くんだなと思った。生まれたばかりの男児からさえ「女性の性被害」を見出してしまうのだから。
男を皆殺しにせよと主張しつつ、風向きが変わると削除逃亡して「そんなふうに問い詰める行為こそ女性差別、加害行為です」と開き直る。被害者ポジションを手放さない。
これが日本のフェミニズム、モテない女、社会に適合できない女の行き着く先なのかと思った。フェミニストは結局、まともに生きる女性、社会の中で幸福を見出す女性に嫉妬し、侮蔑してるんじゃないかな。